奈良県歯科衛生士会はお口の中から皆様の健康を支えます 一般社団法人奈良県歯科衛生士会

あきしの学会講演会を聞いて

 

あきしの学会、地域包括ケアシステムにおける鹿専門職としての課題を谷
裕枝さんの講演を聞いて来ました。
安全においしく食べる事への支援、歯科衛生士は歯科専門職として、“自
立支援にはお口の健康が重要である“と訴えてきているが、多職種と保険者
への気づきを与えるアプローチの困難さがある。

 

また、実際本人の希望と家族の思いの相違に戸惑い、助言すべき内容は
SWlH（いつ、どこで、だれが、何を、なぜ、と、どの様に）と具体的にす
るのが望ましいとされ、優先順位をつけて、実績に繋がるように、助言、ア
ドバイスを行なう、これがなかなか難しいところです。
谷さん自身が、会議に参加する時心がけている事は多職種の方へ向けて話
をする時「専門用語は使わない」「発言されている時に非難しない」とのこ
とでした。

まとめとして①学ぶ、保険者を理解する②伝える、歯科保健への理解
③繋がる、情報を繋ぐがポイントとしてあげられました。
講演を聞いて、私も“ 口腔の健康がいかに重要である” かを多職種や保険
者の方のへ伝え、生活の質を維持、向上する事が出来る様に、日々精進した
いと思いました。
（文・写真：中石成美）